
幼稚園受験まで残り2ヶ月。不安や焦りを感じている保護者の方もいらっしゃるかもしれませんが、ポイントを絞って効率的に準備を進めれば、まだ十分に間に合います。この時期に大切なのは、新しいことを詰め込むよりも、これまでの生活の総仕上げと、親子で自信を持って本番に臨むための準備です。
今回は、「お子様の準備」「保護者の準備」「親子で一緒にできること」の3つの視点から、今から取り組むべき具体的な準備をご紹介します。
1.お子様の準備:生活習慣の徹底と自信の育成
考査や面接では、年齢相応の基本的な生活習慣が身についているかが重視されます。日々の暮らしの中で、当たり前のことを丁寧にできるようにサポートしましょう。
□ 挨拶・返事が元気にできるか
- 「おはようございます」「さようなら」「ありがとう」「ごめんなさい」が言える。
- 名前を呼ばれたら「はい」と返事ができる。
□ 自分のことを自分でできるか
- 衣服の着脱(特に上着や靴下、靴の着脱は練習しましょう)。
- 脱いだ服を畳もうとする、靴を揃える意識を持つ。
- 自分で手を洗い、ハンカチで拭く。
- 食事のマナー(正しい姿勢で座る、「いただきます」「ごちそうさま」を言う)。
□ 集団でのルールを意識できるか
- 先生やお友達の話を静かに聞く姿勢。
- おもちゃの貸し借りや順番を待つこと。
- 遊んだ後のお片付け。
□ 自分の言葉で伝えられるか
- 自分の名前と年齢を言える。
- 「お名前は?」「何歳ですか?」「好きな食べ物は何ですか?」といった簡単な質問に答えられるように、普段の会話の中で練習しておきましょう。
ポイント: 完璧を求めず、「できたら褒める」を繰り返すことで、お子様の自信とやる気を引き出しましょう。叱るのではなく、一緒にやって見せることが大切です。
2.保護者の準備:願書と面接対策の最終仕上げ
保護者の準備は、願書の作成と面接対策が中心となります。家庭の教育方針を明確にし、幼稚園に熱意を伝えることが重要です。
□ 願書の最終確認と清書
- 家庭の教育方針の明確化: 普段の子育てで大切にしていること(例:「挨拶を大切にする」「自然との触れ合いを増やす」など)を具体的なエピソードを交えて書けるように整理しましょう。
- 志望動機: なぜこの幼稚園でなければならないのか。園の教育方針のどこに共感したのかを具体的に記述します。説明会や見学で感じたことを盛り込むと良いでしょう。
- 誤字脱字のチェック: 複数人で何度も確認しましょう。
- コピーを取る: 提出前に必ずコピーを取り、面接対策に活用しましょう。
□ 面接の準備
- 想定問答集の作成: 願書の内容に基づき、「志望動機」「家庭の教育方針」「お子様の長所・短所」など、よく聞かれる質問への回答を夫婦ですり合わせておきましょう。
- 父親の関わり: 父親への質問も増えています。「お子様と普段どのように過ごしていますか?」「子育てで大切にしていることは何ですか?」といった質問に具体的に答えられるように準備が必要です。
- 模擬面接: 実際に声に出して話す練習をしましょう。スマートフォンで録画して、話し方や表情を確認するのも効果的です。
- 服装の準備: 親子ともに清潔感のある服装を準備します。お子様は動きやすいもの、保護者は紺やグレーのスーツやワンピースが無難です。事前に一度着用し、サイズ感などを確認しておきましょう。
□ 事務的な準備
- 募集要項を再確認し、考査の日時、場所、持ち物をリストアップする。
- 当日の交通手段や所要時間を確認しておく。
3.親子で一緒にできること:楽しい雰囲気で本番に備える
残りの2ヶ月は、親子のコミュニケーションを深め、お子様が安心して本番を迎えられるようにサポートする大切な期間です。
□ 面接ごっこで雰囲気に慣れる
- 「先生役」と「生徒役」を交代しながら、ぬいぐるみなども使って楽しく練習しましょう。「お名前を教えてください」など簡単な質問から始め、上手に答えられたらたくさん褒めてあげましょう。
□ 絵本の読み聞かせと対話
- 毎日決まった時間に絵本を読む習慣は、集中力や語彙力を養います。読んだ後に「〇〇ちゃんは、どの場面が一番好きだった?」などと質問し、対話する時間を大切にしましょう。
□ 季節の行事や自然に触れる
- 秋の公園でどんぐりを拾ったり、季節のイベントに参加したりする経験は、お子様の世界を広げ、面接での会話のきっかけにもなります。
□ 早寝早起きと体調管理
- 試験は午前中に行われることが多いため、朝型の生活リズムを徹底しましょう。バランスの良い食事と十分な睡眠で、万全の体調を整えることが何よりも大切です。
~まとめ~最後に、最も重要な心構え
- 完璧を目指さない: できないことがあっても、焦らずお子様のペースを尊重しましょう。
- 他人と比較しない: よそのお子様と比べるのではなく、昨日のお子様より今日できたことを褒めてあげましょう。
- 親が笑顔でいること: 保護者の不安はお子様に伝わります。保護者が笑顔でいることが、お子様にとって一番の安心材料です。
ジュニアクラブでは、幼稚園受験に向けた講習会も行います。ジュニアクラブ恵比寿教室では、『幼稚園受験直前講習会』を9月14日(日)・10月3日(金)に行います。詳しくはHPをご覧いただくか、教室までお問い合わせください。ジュニアクラブ音羽教室でも、国立幼稚園対策を行いますので、お問い合わせください。
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